エルコンドルパサー
エルコンドルパサー
エルコンドルパサーは、1995年3月17日、アメリカ合衆国で生まれました。
父は、フランスの競走馬、またアメリカの種牡馬であるキングマンボ。
母は、アイルランドの競走馬・繁殖牝馬であるサドラーズギャル。
1997年11月8日、東京競馬場、ダート1600mの新馬戦でデビューを飾りました。
スタートは悪く、出遅れるものの、直線に入ると1頭だけ次元の違う脚を見せ、最後はのちに京成杯を勝つマンダリンスターに7馬身差をつけての圧勝でした。
1998年1月11日、デビューから2戦目の中山競馬場500万条件レースも9馬身差で圧勝。
さらに、2ヶ月後にはニュージーランドトロフィー4歳ステークスに出走、勝利しました。
4戦無傷で迎えた春の大目標であるNHKマイルカップには無敵馬も駒を進めてきましたが、
無傷の5連勝で初のGIタイトルを手中にしました。
秋、第49回毎日王冠から始動。
当時外国産馬には天皇賞への出走権がなく、
これが最初で最後の対決になるかもしれないと、
当日の東京競馬場にはGIIとしては異例の13万人が詰めかけ、
異様な盛り上がりを見せていました。
このレースでは、
サイレンススズカとの戦いで2馬身半の2着。
続く、ジャパンカップレースでは抜群のスタートから4番手を進み、
直線持ったまま先頭に立つという力強い競馬で
2着エアグルーヴに2馬身半差の快勝を収めました。
これはジャパンカップにおける最大着差(当時)であり、
また日本の3歳(旧4歳)馬がジャパンカップを制するのも初めてだったそうです。
凱旋門賞では、優勝とまではいかなかったのですが、
凱旋門賞の3歳と古馬の斤量差(エルコンドルパサーが59.5キロであるのに対し、モンジューは56キロ)や、3着馬との間につけた6馬身差により、
現地のメディアから「2頭チャンピオンが存在した」という評価を受けたのです。
尚、エルコンドルパサーは、
凱旋門賞のレースを最後に引退しました。
プロフィール・エルコンドルパサー
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 黒鹿毛
生誕 1995年3月17日
死没 2002年7月16日(7歳没)
父 Kingmambo
母 Saddlers Gal
母の父 Sadler's Wells
生国 アメリカ合衆国
生産 Takashi Watanabe
馬主 渡邊隆
調教師 二ノ宮敬宇(美浦)
生涯成績 11戦8勝
獲得賞金 3億7607万8000円+380万フラン
